【自動車部品メーカー営業の現実】きついと言われる5つの理由

自動車業界は、国内外に大きな市場を持っており、多くの部品メーカーが存在しています。
その中で営業職は、顧客との関係を築き、社内と密接に関わりながら仕事を進めていく必要があります。

そのため、自動車部品メーカーの営業職は「きつい」「つらい」と言われることが少なくありません。
しかし、同時に「やりがい」や「成長のチャンス」が豊富にある仕事でもあります!

本記事では、現役自動車部品メーカーの営業である僕の経験をもとに、
きついと言われる理由を明確にしつつ、実際にどのような業務があるのか、
またその中でどういったやりがいや成長の機会があるのかを詳しく解説します。

GUNSOW

これから自動車部品メーカーへの転職を考えている方や、すでに営業職として働いている方にとって、有益な判断材料になる内容をお届けします!

目次

自動車部品メーカー営業がきついと感じる5つの理由

自動車部品メーカーの営業職は、一見すると安定感のある仕事に思えるかもしれません。
しかし実際は、社内外の調整や顧客対応、業界特有の構造など、多くの負担を抱えるハードな一面も…。
ここでは、最前線で働く人が「きつい」と感じるリアルな理由を5つに分けて解説します。


①社内調整の複雑さとストレス

自動車部品メーカーの営業は、社内調整が非常に複雑であり、
これが担当者に大きな負担となっています。
「売るだけ」ではなく、製造・設計・品質管理などの様々な部門と連携しながら進める必要があります。

クルマに搭載された製品に設計変更や生産トラブルが発生すると、
その影響は営業部門にも直接及びます。

例えば、ある自動車メーカーから「この部品の仕様を1週間以内に変更してほしい」と要請があった場合、営業は次のような対応をしなければなりません。

  • 設計部門に仕様変更が可能かどうかを確認
  • 生産部門にスケジュール調整を依頼
  • 品質管理部門に新たなテストが必要か確認
  • コスト部門に価格調整の影響を確認


これらを限られた時間の中で調整しなければならないため、営業担当者には大きなストレスですよね。
さらに社内調整がうまくいかないと客先評価にも影響し、ストレスや疲労感は爆増します…。

しかも、こういった突発的な要請は結構な頻度で起こります。(仕様の変更度合いによって対応は様々)
そのため、社内の信頼関係を築き、スムーズに連携できる体制を作ることが重要です!

ちなみに、「こうした調整業務があまりに多くてつらい…」という場合は、
業務負荷の少ない営業スタイルを選べる転職もアリです。
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②顧客からの厳しい要求とクレーム対応

自動車部品メーカーの営業職は、顧客からの高い要求やクレーム対応に日々さらされることも多く、精神的な負担が大きいポジションです。
とくに「品質」と「納期」に関しては、細心の注意が必要です。

  • 自動車部品は車の安全や性能に直結するため、品質や納期にとても厳しい
    一日でも納期が遅れれば、車の生産ラインが止まるリスクがあるため、営業も常にスケジュール管理に神経を使います。
  • 小さな不具合でも大きな事故につながることがあるので、対応は慎重に行う必要がある
    原因が他部門にあっても、最前線で対応するのは営業。顧客に対して迅速かつ丁寧な説明が求められます。
  • 顧客ごとに対応ルールや期待値が異なるため、柔軟な対応力が求められる
    品質基準・資料の書式・やり取りのスピード感など、メーカーによってまったく異なるため、顧客に合わせた対応力が必要です。
  • トラブルの責任を問われやすく、精神的にきつい場面も多い
    不具合や納期遅れの責任を問われるのは営業が先。理不尽に怒られることもありますが、冷静な対応が評価につながることも。

また例えば、納品した部品に不具合があり、顧客から「至急原因を特定し、改善策を提示してほしい」と厳しい要求があった場合、営業は以下のような対応を求められます。

  • 品質管理部門と連携して原因を特定
  • 技術部門と協力して改善策を提案
  • 顧客に対して迅速かつ正確な説明(+誠実な謝罪)
  • 必要であれば、納期変更やコスト見直しも交渉


クレーム対応は確かに大変ですが、
それを誠実に乗り越えたとき、顧客からの信頼度が一気に高まることも。
「この人なら任せられる」と思ってもらえれば、その後の商談も進めやすくなります。

とはいえ、毎回こうした対応に追われてばかりだと、心がすり減ってしまうのも事実。
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誠実な対応の積み重ねが、やがて「この人だから任せたい」につながります!

③競合他社との厳しい価格競争

自動車部品メーカーの営業職では、競合他社との価格競争が常に発生します。

  • 顧客(自動車メーカー)は「品質」だけでなく「価格」も重視している
  • 同じ仕様の製品であれば、価格が安い方が採用されやすい


例えば、A社の製品が自社製品より10%安い価格で提示された場合、
営業担当者は以下のような交渉を行います。

  • 自社の製品の「品質の高さ」「独自技術」「納期の安定性」をアピール
  • コスト削減のための社内調整
  • 追加サービス(無償サポートなど)を提案


単なる「価格競争」に巻き込まれるのではなく、
自社製品の強みをしっかり伝えるスキルが求められます。

低コスト実現のためには自社の技術部門、製造部門、品質保証部門の協力も必要不可欠になるので、
やはり社内調整スキルはとても重要になってきます!

「価格で勝負する営業には限界がある」と感じたら、
技術力や独自性で戦える会社に目を向けてみてもいいかもしれません。
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④業務量の変動と長時間労働の可能性

自動車部品メーカーの営業職は、繁忙期と閑散期の差が激しいです。

  • 新車のモデルチェンジや大口受注のタイミングで業務が集中する
  • 不測のトラブル対応納期変更が頻繁に発生
  • 自動車販売計画に基づく予算作成の時期(特に9~10月、1~2月頃)

具体的には、新車モデルチェンジで新しい部品の受注が決まった場合、
仕様決定や設計変更・生産調整などの多岐に渡る業務が発生しますので業務負荷が集中し、
時には残業になることもありますが、新車投入後にはぱったりと落ち着きます。

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業務量の波があることを理解してスケジュールをうまく管理することが重要ですね!

⑤下請け構造による制約とプレッシャー

自動車部品メーカーは、完成車メーカーや一次受けメーカーの下請けになるケースが多く、親会社の要求に従う必要が出てくるケースがあります。

  • 急な仕様変更やコスト削減の要求が発生
    ・生産ラインの稼働停止を回避するために、急な仕様変更を受け入れる。
    ・コスト削減要請に応じるため、製品の設計変更を短期間で行う。
  • 契約上の立場が弱いため、要求を断りにくい
    ・他社へ発注変更のリスクを避けるため、多少の無理難題には応えざるを得ない。
    ・あるいは自社しか生産できない部品などの場合は、対応を余儀なくされる。

自動車業界独自の下請け構造に振り回されることもありますが、顧客との信頼関係を築くことで、無理な要求を減らしたり、うまく調整することは可能です!

こうした業務量の波に疲れてしまった方は、
自分の適性に合った働き方を見直す良い機会かもしれません。
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自分のスキル・志向にマッチした働き方を見つけることができます。

自動車部品メーカーの営業に向いている人と向いていない人

自動車部品メーカーの営業職は、「きつい」と言われることが多いですが、
その分やりがいや成長のチャンスも多くあります!
ただし、どんな仕事にも向き・不向きがあるように、自動車部品メーカーの営業にも適性が重要です。
自動車部品メーカーの営業に「向いている人」と「向いていない人」の特徴を具体的に解説していきます。

自動車部品メーカーの営業に向いている人

①コミュニケーション能力が高い人

営業職なので当然ですが、
顧客や社内の様々な部署とスムーズにやり取りができる「コミュニケーション力」は必須です。

  • 顧客からの要望を的確に把握して、最適な提案ができる
  • 設計・製造・品質管理など、社内の関係者と連携しやすい
  • トラブル時にも冷静に対応し、円滑な調整ができる
具体例

ある部品の納期が遅れることが発覚した場合、顧客への説明だけでなく、社内の製造部門や物流部門とも連携して迅速にリスケジュールを調整できることが求められます。
このような場面で冷静に対応できる人は、営業職に非常に向いています。

②課題解決能力や交渉力がある人

自動車部品メーカーの営業では、
顧客の要求やトラブルに対応するための「課題解決力」や「交渉力」が求められます。

  • 顧客の要望を理解して、現実的な解決策を提案できる
  • 価格や納期など、厳しい交渉にも粘り強く対応できる
  • 問題発生時に冷静に分析し、スムーズに解決に導ける
具体例

「もっとコストを下げてほしい」と顧客から言われたときに、ただ「無理です」と答えるのではなく、「部品の素材を変更すればコストダウンが可能です」といった提案をすることで、顧客の満足度を上げながら利益を確保できる営業が理想的です。

③自動車やモノづくりへの興味・関心がある人

自動車業界は「モノづくり」の現場です。
そのため、自動車や部品に対する興味や知識があると、仕事に対する理解度が深まりやすくなります。

  • 新しい技術や製品に興味を持てる
  • 製品開発や生産の流れに理解を深めようとする姿勢がある
  • 技術的な知識を学ぶことに抵抗がない
具体例

「最新の安全技術を搭載した部品を提案して、受注につながった」といったケースでは、製品に関する知識がある営業の方が説得力が増します。

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「技術的なことはよくわからない…」という状態では、顧客から信用を得るのはつらいですね。

④プレッシャーやストレスに強い人

営業職は常に目標達成や納期、トラブル対応に対するプレッシャーがつきものです。
そのため、多少のストレスがあっても冷静に対応できる人が向いています。

  • 売上ノルマや納期対応に対して前向きに取り組める
  • 顧客からのクレームに冷静に対応できる
  • 問題が発生しても動じずに対応できる

⑤グローバルな環境で活躍したい人

自動車業界は世界中の市場とつながっているため、
海外での取引や交渉が発生することも珍しくありません。

  • 語学力を活かして働きたい
  • 海外出張や異文化コミュニケーションに抵抗がない
  • グローバルな視点で仕事に取り組める
具体例

「海外の自動車メーカーに自社の部品を提案して、受注に成功した」など、グローバルな取引は達成感も大きく、スキルアップにもつながります。

自動車部品メーカーの営業に向いていない人

自動車部品メーカーの営業職はやりがいや成長のチャンスが多い一方で、
適性が合わないと大きなストレスを感じたり、成果を出しづらかったりします。

特に以下のような人は、営業職が自分に合っているかどうかをしっかり見極める必要があります。
無理をして働き続けると、精神的にも体力的にも負担が大きくなってしまいますので、
事前に「自分に向いているかどうか」を確認しておきましょう!

人とのコミュニケーションが苦手な人

自動車部品メーカーの営業職は、顧客や社内の様々な部署と頻繁にコミュニケーションを取る必要があります。

  • 顧客との折衝
    顧客からの要求を正確に理解し、適切に対応する必要があります。
    「言われたことをこなすだけ」ではなく、顧客の意図や背景を理解して、最適な提案をすることが求められます。
    そのため、聞き取り力や説明力が不足していると、顧客満足度を上げるのが難しくなります。

  • 社内の調整業務
    営業職は製造部門、設計部門、品質管理部門、物流部門など、社内の複数の部署と連携しながら仕事を進めます。
    調整がスムーズに進まないと納期遅延や品質トラブルが発生し、結果的にクレームにつながることも…。
    「人と話すのが苦手」「自分から積極的に関わるのが苦手」 という人にとっては、こうした業務は大きな負担になる可能性があります。
具体例

ある重要な納期が迫っている状況で、製造部門と品質管理部門がスケジュール調整を巡って対立しているとします。営業担当者としては、双方の言い分を理解し、最適な解決策を見つけて調整する必要があります。
人と話すことが苦手な場合、こうした場面で的確な判断や交渉ができず、問題がさらに悪化する可能性があります。

プレッシャーやノルマが苦手な人

営業職は基本的に「数字」で評価される仕事です。
売上目標や納期対応に対して強いプレッシャーがかかります。
このプレッシャーに耐えられないタイプの人は、営業職を続けるのが難しくなる可能性があります。

  • 毎月の売上目標
    営業成績は具体的な数字で評価されるため、毎月の売上目標を達成する必要があります。
    未達成が続くと、精神的に大きな負担になります。

  • 短納期やクレーム対応
    顧客からの無理な要求や急なトラブルへの対応もプレッシャーになります。
    納期が短い案件や品質問題が発生した場合、スピーディに対応しなければならないため、冷静さや精神的な強さが求められます。
具体例

例えば、納期が3日後に迫っている状況で、製品に不具合が発覚した場合、顧客への説明と社内の対応を同時に進めなければなりません。
このような場面で「どうしよう…」と焦ってしまい、冷静に対応できない場合、顧客の信頼を失うリスクがあります。

モノづくりや自動車に興味がない人

自動車部品メーカーの営業は、製品や技術に関する知識が必要になるため、モノづくりや自動車に対して興味や関心がない人には不向きです。

  • 製品や仕様に関する知識が求められる
    営業担当者は、製品の仕様や性能について顧客に説明したり、最適な製品を提案したりする必要があります。
    知識が不足していると、説得力のある提案ができません。

  • 最新技術への興味が必要
    自動車業界は技術革新が早いため、新しい技術や製品について学び続ける姿勢が求められます。
    興味がなければ、情報をキャッチアップできず、顧客への提案内容が時代遅れになってしまう可能性があります。
具体例

「エンジンのダウンサイジング」や「EV(電気自動車)用の新素材」など、業界のトレンドを理解し、それに応じた提案をすることが求められます。
興味がないと、学習意欲が湧かず、競合他社に負けてしまうかもしれません。

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ただし、僕も最初は全くクルマに興味のない状態だったので、そこまで心配する必要はありません。あくまで「興味があると、なお良し」といったところですね!

海外出張やグローバルな仕事に抵抗がある人

自動車業界はグローバル市場で競争しているため、海外取引や海外出張が発生することがあります。

  • 語学力や異文化理解力が求められる
    海外メーカーとの交渉や現地での打ち合わせが必要になる場合があります。語学が苦手な人や異文化に対して苦手意識がある人にとっては負担になる可能性があります。

  • 時差や長期出張に対応できないと厳しい
    海外取引先とのやり取りは時差を考慮する必要があるため、夜間や早朝に対応が必要になることもあります。また、長期出張が発生することも珍しくありません。
具体例

「海外の自動車メーカーに部品を提案するために1週間の海外出張が決まった」というケースでは、時差や異文化に適応しながら、成果を出すことが求められます。
これが負担になると、仕事へのモチベーションが下がってしまいます。

ただし、現地駐在員がいるような会社の場合は、基本、海外出張になるといったケースはありません。

営業職が合わないかも…と感じたら?

いざ転職してみたものの、実際とのギャップを感じることは、当然あり得ます。

現職がすでに自動車部品メーカーの営業で、
「このまま続けるかどうか悩んでいる…」という人もいますよね。

「ちょっと合わないかも…」と本気で思った場合は、無理に続ける必要はありません。

  • 技術職や製造職へのキャリアチェンジを考える
  • 営業サポート職(インサイドセールスなど)への異動を検討する
  • 業界内の別の職種(購買、品質管理など)にチャレンジしてみる

無理に「営業ができる人」になろうとする必要はありません。
自分の強みを生かせる仕事を見つけることが、長く働くためには大切ですね!

「営業が向いていないかも…」と感じたら、
無理をせずキャリアの見直しをするタイミングかもしれません。
パソナキャリアでは、異業種・異職種へのキャリアチェンジにも親身に対応してくれますし、
ミイダスの無料診断ツールを使えば、自分の特性を客観的に把握できますよ。

自動車業界の他の職種が知りたいという人は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事 【初めてでも分かる】自動車業界の職種別年収ガイド徹底解説!

自動車部品メーカー営業の良いところ5選

自動車部品メーカーの営業職は「きつい」と言われることが多いですが、
その一方でやりがいや成長のチャンスが非常に多い仕事でもあります。

営業として高いパフォーマンスを発揮することで、キャリアアップや報酬アップに直結しやすく、
またモノづくりに直接関わることができるため、他の業界にはない独自の魅力があります。

ここでは、自動車部品メーカーの営業職の良いところを詳しく解説します!
営業職に挑戦しようと考えている方や、すでに営業職で働いている方にとって役立つ内容になるはずですよ。

①モノづくりの醍醐味を味わえる

自動車部品メーカーの営業職ならではの最大の魅力は、モノづくりの醍醐味を味わえることです。
自動車部品の営業職は、単に「売る」だけでなく、製品の開発や設計段階から関わることができるため、
完成品が市場に出たときの達成感は格別です。

自動車部品は、単体で完結する製品ではなく、自動車メーカーと共同で開発・改良を繰り返すことが多いです。
そのため、営業担当者は「顧客の声」を直接製品開発に反映させる重要な役割を果たします。

具体例

顧客から「新車モデルに搭載するブレーキシステムをより軽量化したい」という依頼を受けた場合、営業担当者は設計チームや製造チームと相談しながら、具体的な改良案を提案します。
試作品が完成し、最終的に新車モデルに搭載された際には「自分が関わった製品が市場に出た!」という達成感を得られます。

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この「モノづくりに直接関われる」という点が、自動車部品メーカー営業の大きな魅力です!

②グローバルに活躍できるチャンス

自動車業界は世界規模での競争が激しいため、グローバルに活躍するチャンスがあります。
国内市場に限らず、世界中の顧客と取引をする機会が多く、海外出張現地での交渉が求められるケースも。

  • 自動車メーカーの多くはグローバル展開しており、部品メーカーも必然的にグローバルな対応が求められる
    例:ヨーロッパの自動車メーカーから受注した製品を現地工場で製造する場合、営業担当者が直接現地に出向き、工場の担当者と調整を行う

  • 海外工場での製造体制の確認や、現地での価格交渉などが発生する
    例:北米やアジア市場への進出に伴い、現地の市場調査や競合分析を行い、価格設定や販促戦略を立案する

グローバルに活躍できる環境があるため、語学力異文化コミュニケーション能力が身につきます。
また、海外での成功体験が昇進や報酬アップに直結することも多く、キャリアアップのチャンスがあります!

③営業成績がダイレクトに評価されるやりがい

自動車部品メーカーの営業職は、成果がダイレクトに評価される仕事です。
「営業成績=評価」となるため、努力と成果が正当に評価されやすく、昇給や昇進にもつながります。

  • 受注件数や売上がそのまま営業成績として反映されるため、自分の頑張りが会社から評価されやすい
    新規顧客を獲得したことで売上が増加した場合、報奨金やボーナスが支給される

  • 実績が良ければ年収アップや昇進の可能性が高くなる
    大手自動車メーカーとの取引を成功させた結果、役職が昇格したケースもある

自分の成果が直接評価されることで、モチベーションの維持につながります。
頑張った分だけ評価されるため、やりがいを感じやすい仕事とも言えます!

もし「自分の頑張りをもっと評価してもらいたい」と感じているなら、
成果主義の企業で実力を発揮できるチャンスです。
JACリクルートメントなら、評価軸が明確なメーカーとの出会いが期待できます。

GUNSOW

最近では結果だけでなくプロセスも重視する傾向があるので、上司とのコミュニケーションも重要ですね!

④新しい技術やトレンドに触れられる

自動車業界は、日進月歩で進化を続ける業界のひとつ。
日々のニュースでも「自動運転」や「電気自動車」「コネクテッドカー」などの話題が取り上げられるように、最先端技術が次々と登場しています。

営業担当者は、こうした技術革新をいち早くキャッチし、顧客に対して価値のある提案を行う役割を担っています。
新技術に対応した部品開発が求められるなかで、営業も「ただ売るだけ」ではなく、開発側や設計部門と連携しながら、提案営業のスキルが問われます。

例えば、以下のようなプロジェクトに関わることで、技術知識やトレンドへの理解が自然と深まっていきます。

  • 電動車向けに新しいバッテリー冷却システムを提案し、採用された事例
  • コネクテッドカー対応の通信モジュールを受注し、量産に至った成功体験
  • 電動車に搭載するシート向けに乗り心地向上の部品開発を成功させた案件
  • 自動運転の安全性を支えるセンシング部品の技術提案を行った案件

また、顧客ニーズや市場の動きをもとに製品を提案する機会も多く、マーケティング視点や提案力が磨かれる点も魅力のひとつです。

GUNSOW

「自動車業界の未来を肌で感じながら働ける」——
そんな実感を得られるのは、自動車部品メーカーの営業職ならではの特権です。

⑤メリハリを持った働き方ができる

忙しい業界ですが、ワークライフバランスの取れた働き方ができるという良さもあります。
繁忙期は忙しいものの、スケジュール管理や業務の効率化によって自分の時間を確保できるようになります。
これは、メリハリを持った働き方ができるというメリットになりますね!

また、自動車業界特有のカレンダーがあり、GWや夏休み、年末年始は9~11連休を取ることもできます。
僕自身も、長期休暇は家族と旅行に行ったりしてリフレッシュしています!
また、以下のような環境整備も他の業界より進んでいるイメージがあります。

  • 会社の福利厚生(リモートワークやフレックスタイム制など)が整備されているケースが多い
  • 部署内の協力体制があるため、業務の分担が可能
  • 「水曜日と金曜日は定時退社!」などルールを徹底している企業も増加
  • 繁忙期以外は有給休暇を取得しやすい環境が整っている

業務が忙しくなりすぎないように、自分自身でスケジュール管理をしつつ、
効率的に働くことで長期的に働きやすくなります!

最近では「残業少なめ」「年間休日120日以上」といった条件で探せる営業職も増えています。
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一度チェックしてみる価値ありです。

【まとめ】自動車部品メーカー営業の「きつさ」と「やりがい」を理解して、最適なキャリアを築こう!

自動車部品メーカーの営業職には、社内外の調整、厳しい品質基準、プレッシャーの多いクレーム対応など、大変な一面が確かにあります。でもその一方で、モノづくりの現場に深く関わり、グローバルに活躍し、成果が正当に評価される――そんなやりがいも詰まっています。

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