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【体験談】仕事と家庭の両立、どちらも限界だった僕が転職を選んだ本当の理由

仕事の悩み

「仕事も家庭も、もう限界だった——」

子どもと過ごす時間はほとんどなく、家に帰れば家事をやって寝るだけの生活。
共働き家庭の中で、仕事に追われ続ける毎日に「このままでいいのか?」という不安が膨らんでいきました。
そんな僕が転職を決意するきっかけになったのは、コロナでの自宅隔離と、上司からの心ないひと言。

この記事では、30代・子育て中のメーカー営業職だった僕が、
家族とのすれ違いを乗り越えて転職を選んだ理由とその後のリアルな暮らしを、ありのままにお伝えします。
「家庭と仕事、両立がつらい…」と感じている方にこそ読んでほしい内容です。

仕事と家庭、どちらも限界だった転職前の僕

「この働き方、いつまで続けられるんだろう…」
そう感じ始めたのは、30代になり、家族との時間がどんどん削られていくようになってからでした。

残業だらけで家族との時間がなくなっていた

当時の僕は自動車部品メーカーの営業職として12年働いてきました。
出社は朝7時。日によっては19時に帰れましたが、23時を回ることも珍しくありませんでした。
子どもが寝るのは21時前後。それまでに帰れるように必死でしたが、毎日が綱渡りの状態でした。

帰宅してからは、すぐに夕食をかきこみ、子ども達をお風呂に入れ、寝かしつけ。
そのまま子どもと一緒に寝落ちする日も多かったです。
時には、帰宅した頃には家族みんな寝静まり、一人寂しく夕食を食べることも…。

「一日、誰のために、何をしていたんだろう…?」

そんなむなしさが、ふと頭をよぎるようになりました。

「このままでいいのか?」と悩み始めた日常と、妻とのすれ違い

自分の時間なんて、ほとんどありませんでした。
共働きなので、家事も分担。洗濯、風呂掃除、保育園の準備…仕事が終わってもやることは山積みです。
ときには休日や夜中に会社のメールを確認してしまう自分に、嫌気がさすこともありました。

そして、夫婦の間にも、すれ違いが出てきました。ある日、妻にこう言われたんです。

「もう少し子どものことに関心もってくれない?」

仕事と家庭とでキャパオーバー気味だった僕は、
「こっちはこっちで頑張ってるんだよ」と思わず感情的に返してしまい、口論に。
子どもの保育園の行事や予防接種の予定など、正直ほとんど把握していませんでした。

そのとき初めて、自分の生活が「まわしてるようで、まわっていない」ことに気づいたんです。

僕が転職を決意した、とある一言

「このまま働き続けていたら、いずれ家庭が壊れるかもしれない」

そんな思いが、少しずつ現実味を帯びてきたのは、仕事と家庭の両立が限界に近づいていたある日。

毎日、朝7時に家を出て、帰ってくるのは夜遅く。疲れていても、家では子どもの世話と家事が待っている。
そんな生活に、「この先ずっとこれが続いたら、俺どうなるんだろう…?」
と未来を想像してゾッとしたのを覚えています。

ただ、その頃はまだ、「転職なんて無理」「ここでやっていくんだろう」と思っていました。
そんな僕の考えをガラリと変えたのが、2022年の夏、家族全員でコロナに感染したことでした。

最初に長男が発熱。そこから家庭内で感染が広がり、妻→僕→次男と、順番にダウン。
自宅隔離でしばらく出社できなくなり、まるで「強制的に働くのを止められた」ような状況になりました。

でも、この“強制停止”が、僕にとっては救いでした。

家で家族と過ごす時間が増え、あらためて「自分は何のために働いているのか」「このままでいいのか」と、
人生を見直す機会になったんです。

しかし、職場復帰後のある出来事が、最終的な決定打となりました。
とある役員に、こう言われたんです。

「やらなきゃいけない仕事があるなら、コロナにかかってようが家族がどうとか関係なく、やることやれよ!」

この一言に、僕の中の何かが完全に切れました。

「家族のことなんてどうでもいい、という会社で働き続ける意味って何だろう?」
この瞬間、「もうこの会社にはいられない」と強く思いました。

それまで心のどこかにあった「転職=逃げ」という思い込みは、その時すべて吹き飛びました
それから本格的に、転職という選択肢に本気で向き合い始めたんです。

転職活動中に実践した家庭とのバランス術

転職を本気で考え始めたとき、まず最初に意識したのは「家庭を置き去りにしないこと」でした。

僕にとっての転職は、単に職場を変えることではなく、家族全体の暮らし方を見直す機会だったからです。
それなのに、自分だけで勝手に転職先を決めてしまったら、またすれ違いが起きる──そんな気がしていました。

だから最初は、自分の希望よりも家族の“理想の生活”を考えることから始めたんです。

情報収集は“家族の希望”から始めた

まず妻と一緒に、「これからの生活で何を優先したいか?」を話し合いました。

  • 子どもとの時間が取れるようにしたい
  • 送り迎えや家事を分担しやすい時間帯にしたい
  • なるべく勤務地は家から近くしたい
  • 年収は大きく下げないようにしたい

こうした「家族の理想」を共有してから、転職サイトやエージェントを使って情報を集め始めました。
すると、自分1人で探すよりも、ずっとブレない判断軸ができた感覚がありました。

「給与が高くても残業が多い会社は違うな」
「リモート制度があるなら、子どもの発熱にも対応しやすそう」
──そういう“家庭基準”での判断ができるようになったのは、家族と向き合ったおかげです。

内定はもらえたけど、1人で決めなかった理由

転職活動を進める中で、最終的には3社から内定をいただきました。
正直、どれもそれなりに魅力があり、1人で決めるのは難しかったです。

だからこそ、1人で決めないことに意味がありました。

妻と一緒に条件を整理して、通勤時間、残業の有無、育児との両立、会社の雰囲気など、細かく比較しました。

面接で聞いたこと、感じたことも全部共有しました。
「こういう社風らしいよ」「働き方の相談をしたら、すごく丁寧に答えてくれた」といった細かい話をしながら、
“この先の生活を一緒に選ぶ感覚”で転職先を決めました。

結果的に選んだのは、家から近く、妻と子どもの送迎を分担できる働き方ができる会社
以前の「朝早く家を出て、帰りは夜遅くて当たり前」な生活とは、まるで違う日常になりました!

転職後に変わった家族との暮らし

転職して一番変わったのは、「気持ちの余裕」が生まれたことでした。

前職のように朝7時に出社して、夜になってようやく家にたどり着く──そんな生活がなくなり、
今となっては、ほぼ定時に帰れるようになりました。

夕方には家にいられる日が増えたことで、
子どものお迎えや夕飯の準備、風呂・寝かしつけまでを妻と分担できるようになりました。
以前は「全部自分でやらなきゃ…」と追い詰められていたけど、今は“分担”が“協同”に変わった感覚があります。

勤務時間は改善、家族との時間が確保できた!

以前は21時までに帰れればラッキーで、子どもが起きている姿を見るのは週の半分あるかどうか。
でも今は、毎日一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、寝かしつけまでできる。

特別なことをしているわけじゃないけど、
「パパ、今日の保育園でね…」
なんて、子どもがその日の出来事を話してくれる時間が、すごく貴重だと気づきました。

何より、自分の表情や口調が柔らかくなったのか、家の中の雰囲気が全然違うんです。

【まとめ】転職は“家族と向き合うきっかけ”になる!

転職を振り返って思うのは、
あの時「逃げるように転職した」のではなく、「家族と向き合うために選んだ」のだということ。

忙しさに追われていた頃の僕は、家族のことも、自分自身の気持ちにもきちんと向き合えていませんでした。
でも、コロナで強制的に立ち止まる時間ができて、初めて“見えていなかったもの”に気づけたんです。

感情だけで動かず、相手の意見に耳を傾けよう

転職は感情だけで決断してしまうと、後悔につながりやすいものです。
だからこそ、僕は妻と話し合いながら、転職活動を進めたことが本当に良かったと思っています。

ときには衝突もあったし、自分の気持ちをうまく伝えられない日もありました。
でも、だからこそ「自分のための転職」じゃなく、「家族の未来をつくる転職」になったんだと思います。

「家庭があるからこそできる転職」もある!

家庭があると、転職ってどうしても慎重になりますよね。
「子どもがいるから」「住宅ローンがあるから」「夫婦共働きだし」──そんな不安はたくさんあると思います。

でも実際に僕は、家庭があるからこそ、いい転職ができたと感じています。

家族とのすれ違いをきっかけに、今の生活を見直して、
そして、家族の意見を取り入れながら「一緒に選んだ転職先」だったからこそ、
今も納得して働けているのだと思います。

迷っているなら、一度「立ち止まって」考えてみてほしい

もし今、あなたが転職すべきか悩んでいたり、家庭と仕事の両立に苦しんでいるなら、
まずは「転職する・しない」の前に、「この先、どう生きたいか?」を考えてみてください。

僕のように「会社に言われた言葉」でスイッチが入る人もいれば、
「子どもの笑顔が減った」と気づいたことで人生を変える人もいるかもしれません。

小さな違和感こそ、大事なサインです。
それに気づいたあなたは、きっともう一歩前に進む準備ができているはずです。

転職して得たもの・失ったもの、それぞれのリアル

もちろん、転職してすべてが理想通りだったわけではありません。

前職では管理職まで務めさせてもらいましたが、転職を機に担当者からの再スタート。
新しい職場では慣れない人間関係や仕事の覚え直しもあります。

でも、それ以上に大きかったのが、“家族と過ごす時間”と“自分の心のゆとり”を取り戻せたこと。

「転職して本当によかった」と思えるのは、
あのまま走り続けていたら見えなかった景色が、今はちゃんと見えているからです。

一歩踏み出すなら「相談から始めてみる」のもアリ

僕は転職活動を始めたとき、最初から「すぐに会社を辞めよう」と思っていたわけではありません。
でも、プロに相談してみたことで、「働き方」や「キャリアの選択肢」が広がったのは間違いありません。

今の働き方に違和感を感じているなら、まずは相談だけでもしてみてください。
家族がいるからこそ、独りよがりな判断をしないために「第三者の視点」が必要になることもあります。

共働き・子育て世代にもおすすめの転職エージェント

「家庭とのバランスを重視した転職がしたい」
「条件よりも働きやすさを大切にしたい」
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
転職を考えている30代パパにとって、今をより良くするためのきっかけになれば嬉しいです。

今日もよい一日を!

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