【仕事がわからないことだらけ】30代が抱え込まず楽になる方法

「30代にもなって、こんなこと聞けない…」
「周りはできてるのに、自分だけわからない…」
「質問したら無能だと思われそう…」

そんな悩みを抱えながら、
夜中にスマホを見ていませんか?

ある調査によると、30代社会人の約7割が

「仕事の内容で困ったことがある」

と回答しているので
あなたのそのモヤモヤ、べつに珍しくありません。

この記事では、
仕事がわからないことだらけで悩む30代が、一人で抱え込まずに楽になる方法を具体的に解説します。

この記事でわかること

  • 「わからない」の3つの種類と、それぞれの対処法
  • 質問できない心理を乗り越える具体的なテンプレート
  • 環境が悪い場合の判断軸と、今すぐできる保険のかけ方

ぼく自身も35歳で転職したとき、
転職先で「わからないことだらけ」になったことがあります。質問するのをためらって、色々こねくり回した結果・・・ミスした苦い経験も。

でも、型を使って質問し、環境を見極めることで、自信を取り戻せました。

この記事を読めば、
明日から職場で萎縮せず、堂々と働ける自分を取り戻せますよ。

目次

30代で仕事がわからないことだらけなのはわりと普通。でも放置は危険

30代にもなって、

「これ、どうしたらいいんだ…?」

って職場で思う瞬間、ありませんか?

周りは当然のように仕事をこなしているように見えて、自分だけが取り残されている気がする。質問したいけど、「今さら聞けない」空気がかなり重たい。

実際に、労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査でも、30代は「職場の人間関係」と「仕事内容」の悩みが目立つと報告されています。

30代で仕事がわからないことだらけになるのは、わりと普通にあるんです。

ぼくも転職したての頃はそうでした。
ただし放置すると、「質問できない癖」が固定されて、そこから抜け出せなくなります。

「わからない」の種類は3つ。対処が変わる

30代の仕事の「わからない」って、パターンが決まってると思ってます。

ザックリ言うと、以下の3つ。

わからないの種類
具体例
対処法
知識(前提)不足
業界用語、システムの使い方、業務の背景
質問+マニュアル確認
段取り(手順)不足
作業の順番、誰に何を確認すればいいか
フローチャート化+確認
キャパ(同時処理)不足
タスクが多すぎて頭が回らない
優先順位づけ+切り捨て
  • 知識不足
  • 段取り不足
  • キャパ不足

この3つ、見た目は似てますが、中身は全然違います。

たとえば、
エクセルのピボットテーブルって何?

っていうのは、知識不足ですよね。これは調べるか、誰かに聞けば解決します。秒で終わります。

でも、「この案件、どこから手をつければいいの?

っていうのは、段取り不足。タスクの全体像が見えてないから、最初の一歩が踏み出せないんです。

さらに厄介なのが、「もう頭が回らない…」っていうキャパ不足。これは知識があっても、段取りが分かっていても、物理的に処理できない状態です。いわゆる「無理ゲー」ってやつですね。

種類が分かれば、次にやることは自動で決まります。

知識不足なら質問すればいい。

段取り不足なら上司に確認すればいい。

キャパ不足なら優先順位をつけて、やらないことを決めればいい。

「わからない」をひとまとめにして悩んでいる人が多すぎるんですよ。

まずは切り分ける
それだけで、解決の糸口が見えてきます。

イチロウ

いや、それが…全部混ざってるんスよ。知識も足りないし、段取りもわからないし、キャパも足りない。どこから手をつければいいのか、もう…

GUNSOW

全部一気に解決しようとするから、パンクするんだ。ひとつずつでいい。まずは『今日これだけ聞けばOK』っていう質問を1つだけ決めてみろ。それで十分さ。

あなたが悪いとは限らない。「わからない」を増やす職場の特徴

ここで、ちょっと冷静になりましょう。

30代で仕事がわからないことだらけになる原因が、実は「あなた」じゃなくて「職場」にあるケースも、メチャクチャ多いですよ。

以下の項目に1つでも当てはまるなら、環境側の問題です。

情報が降りてこない:上司が情報を抱え込んでいて、現場に共有されない
引き継ぎがない:前任者が退職済みで、マニュアルも何もない
属人化がひどい:「あの人しか知らない」仕事ばかり
教育ゼロ:新人でも中途でも、放り込まれて「あとはよろしく」で終わり
丸投げ体質:指示が曖昧で、「適当にやっといて」が口癖

こういう職場って、
どんなに優秀な人が入っても、最初の数ヶ月は「わからない」だらけになります。

これ、あなたの能力不足じゃないんです。

職場の構造がおかしいんです。

ぼくの前の職場(中小部品メーカー)に、某大手メーカーから転職してきた人がいたんですが、入社初日に「パソコンのパスワードは自分で設定して」「業務の流れは周りを見て覚えて」「わからないことがあったら聞いて(でも誰も答えない)」という三段コンボを食らってました。

その人、前職では部長だったんですよ。それがいきなり「何もできない人」扱いになった。

これ、彼の問題じゃなくて、
ぜったい職場の問題ですよね?(だから、ぼくは辞めました)

もしあなたの職場が上記のどれかに当てはまるなら、努力より先に「環境調整」を入れるべきです。

具体的には、以下の2つ

  • 期待値を合わせる
    上司に「この業務、どこまでが自分の担当範囲ですか?」と明確にする
  • 範囲を調整する
    無理なタスクは「これは厳しいです」とハッキリ伝える

環境が悪いのに、自分だけ頑張っても、すり減るだけです。

イチロウ

でも、環境が悪いって言っても、それを上司に伝えるの、めちゃくちゃ勇気いるっスよ…

GUNSOW

勇気じゃなくて、技術だ。『これ、誰に確認すればいいですか?』『この範囲で合ってますか?』って聞くだけでいい。文句じゃなく、確認として伝えるんだよ。


【恥・恐怖・遠慮】質問できない30代が詰む理由は3つ

さて・・・

「わからないなら、聞けばいいじゃん」

これ、正論です。頭ではわかってます。

でも、聞けないんですよね。30代って。

理由は3つあります。

①恥ずかしい

「30代にもなって、こんな基本的なこと聞くの…?」

っていう羞恥心ですね。

20代の頃なら「まだ若いから」で許されてた質問が、30代になると「え、今さら?」って空気になる。その空気を察知して、質問を飲み込んじゃうんです。

②怒られそう

「忙しいのに質問したら、ウザがられるかも」
「前にも言ったよね?って言われそう」

っていう恐怖。

これ、実際に怒られた経験がある人ほど、強くなります。一度でも「そんなことも知らないの?」って言われると、脳が勝手に「質問=危険」って記憶しちゃうんですよ。

③相手の時間を奪う

「みんな忙しそうなのに、自分の質問で時間を奪うのは悪い」

っていう遠慮ですね。

これ、優しい人ほど陥ります。相手のことを考えすぎて、自分が詰む。

で、この3つが重なるとどうなるか。

確認不足→ミス→叱責→さらに聞けない

のループに入ります。最悪のスパイラルです。

このループに入ると、
仕事の自信喪失どころか、夜も眠れなくなったり、朝起きるのが辛くなったりします。

「ミスが怖くて眠れない」
「仕事のことを考えると動悸がする」

みたいな症状がもし出てたら、それはキケン信号です。

ここで一回、立ち止まってください。

無理して続けても、得るものはありません。

ちなみに、「じゃあどうやって質問すればいいの?」っていう具体的なやり方は、このあと出します。ここでは「聞けない理由」を自覚するだけで十分です。

イチロウ

まさに…恥も恐怖も遠慮も、全部当てはまってるっスよ。で、結局ミスして、もっと聞けなくなる。完全に詰んでます…

GUNSOW

そのループに気づいたなら、もう半分抜け出してるよ。大事なのは、『聞けない自分』を責めないこと。次の章で、型を使って聞く方法を教えるから、それで十分さ。

「わからない」を減らす。30代が立て直す5ステップ

さて、ここからが本題です。

30代で仕事がわからないことだらけになったとき、どうやって立て直すのか。

答えは、手順ゲーです。

感情で動くんじゃなく、順番通りに進める。それだけで、霧が晴れていきます。

本線は以下の5ステップ。

  • 質問の型を使う
  • 仕事を見える化する
  • 優先順位を決める
  • 判断軸を持つ
  • 保険をかける

今回は、このうち「質問の型」「見える化」「判断と保険」をガッツリ解説します。

「異動後の仕事できない感」
「詰められストレス環境」

みたいなケースは、別記事で深堀りしてるんで、そちらを見てください。

質問テンプレは3点だけ。「結論・背景・期限」で一撃

質問って、雑にやると嫌われるんですよ。(ご存じですよね)

「あの…これ、ど、どうすればいいですか…?」

みたいな曖昧な聞き方。
これ、相手からすると「で、何が聞きたいの?」ってなります。

逆に、型があると、むしろ可愛がられます。

その型がこれ👇

結論(何を聞きたいのか)

背景(なぜそれを聞く必要があるのか)

期限(いつまでに答えが欲しいのか)

これだけです。

え、当たり前のことじゃん」って思うかもしれませんが、ふだん「型」を意識して質問することってなくないですか?意識するだけで全然違うんですよ。

たとえば、こんな感じ。

ダメな質問例

「あの、この資料、どうすればいいですか…?」

良い質問例

「この資料、A案とB案のどちらで進めるべきか教えてください(結論)。理由は、来週の会議資料として提出する必要があるためです(背景)。今日の17時までにご回答いただけると助かります(期限)。」

どうですか?

後者の方が、相手も答えやすいし、回答の質も上がりますよね。しかも、この型を使うと、「恥・恐怖・遠慮」みたいな余計な感情が入りません。

なぜなら、型に当てはめるだけなので、迷わないから。

「これ、聞いてもいいかな…」

みたいなモジモジした時間が消えて、質問がサクッと終わります。

ちなみに、期限を切るのは相手への配慮でもあるんです。

「いつまでに答えればいいか」
がわかると、相手も時間を調整しやすい。Win-Winなんですよ。

型を使うと、質問のハードルが下がる

ぼくの知り合いで、
30代のポンコツ社員(本人談)がいるんですが、彼、この型を使い始めてから、上司に「質問がわかりやすくなった」って褒められたらしいです。

それまでは「いや、その質問、前にも答えたよね?」って言われてたのに。

型があると、自分も相手も楽なんですよ。

仕事ができない男とか、能力不足で自信喪失してる30代って、質問の仕方でだいぶ損してるケースが多いんです。型を使うだけで、評価が変わります。マジで。

イチロウ

これ、めちゃくちゃ良いっスね!でも、背景とか期限って、自分でもよくわかってないときはどうすればいいんスか?

GUNSOW

その場合は、『背景はまだ整理できていないんですが、〇〇について確認させてください』って正直に言えばいい。完璧な質問じゃなくていい。型に乗せるだけで、相手には伝わるからな。

仕事を分解して「見える化」→優先順位まで決める。迷いを消すやり方

次は、「わからない」の正体を見える化する話です。

30代で仕事がわからないことだらけになる原因の多くは、タスクがでかすぎるか、曖昧なまま放置してるだけなんですよ。

たとえば・・・

「来月までに新規プロジェクトの企画書を作る」

って言われたとします。
これ、そのまま受け取ると、

「…なにから手をつければいいの…?」

ってなりますよね。

でも、分解すると、こうなります。

企画書作成を分解した例

  • 過去の企画書のフォーマットを確認する(30分)
  • プロジェクトの目的を上司にヒアリングする(1時間)
  • 必要なデータを営業部から取り寄せる(1日)
  • 競合調査をする(3時間)
  • 初稿を作る(5時間)
  • 上司にレビューしてもらう(30分)
  • 修正して完成させる(2時間)

どうですか?

分解すると、「次にやること」が見えてきますよね。

しかも、各タスクに「確認ポイント」が出てきます。たとえば、「②目的を上司にヒアリングする」の時点で、曖昧なまま進めるリスクが消えます。

ここでミスは減ります。

優先順位をつける。全部やらない

分解したら、次は優先順位です。

優先順位のつけ方は、以下の3つの基準で決めます。

基準
判断ポイント
締切が近いか
今日中、今週中、来週以降
影響が大きいか
失敗したら大問題か、多少遅れてもOKか
再発防止になるか
同じミスを防げるか、一時しのぎか

この3つで判断すると、「今やるべきこと」と「後回しでいいこと」が自動で決まります。

で、ここからが大事なんですが

全部やらない。

30代で能力不足を感じてる人って、全部やろうとして潰れるんですよ。

でも仕事って、やらなくても回るタスクが3割くらいあります。その3割を見極めて、切り捨てる。これが立て直しの鍵です。

ちなみに、「仕事が多すぎて回らない」って人は、具体策を別記事でまとめてます。こっちも見ておくと、さらに楽になりますよ。
【やることが多すぎる…】時間がない30代必見の仕事術5選

イチロウ

分解するのはわかるんスけど、優先順位つけても、結局全部やらされるんスよね…上司に『これ後回しで』って言えないっス…。

GUNSOW

言い方を変えるんだ。『後回しでいいですか?』じゃなくて、『AとB、どちらを先にやるべきですか?』って聞く。選択肢を出せば、相手も判断しやすい。それで十分さ。

異動後に「わからないことだらけ」になるのは仕様。立て直し方は決まってる

ここで、ちょっと特殊ケースの話。

異動直後って、誰でも一時的に「わからないことだらけ」になります。これ、仕様です。あなたが無能なワケじゃない。

新しい環境で、
新しいルール、
新しい人間関係。

そりゃあ、最初は混乱しますよね・・・。

問題は、
「学び方」と「期待値の合わせ方」です。

異動後に「30代なのに仕事ができない…」って悩む人、メチャクチャ多いんですが、これ、学び方を間違えてるだけのケースがほとんど。

具体的には、以下の3つをやってないんです。

  • 最初の1ヶ月で、誰が何を知ってるか地図を作る
  • 上司に「最初の3ヶ月は学習期間」と認識させる
  • わからないことリストを作って、毎週ツブす

この3つをやるだけで、異動後の「わからない」は激減しますよ。

ただ、ここで全部説明すると長くなるんで、別記事にまとめました。異動組は先にこっちを読んでください
【異動後に仕事ができない…】悩む30代の失敗しない思考法

イチロウ

異動後って、ワンチャン『前の部署の方が良かった』ってなるんスよね…これ、甘えなんスかね?

GUNSOW

慣れた環境を失うストレスは、誰でもある。ただ、それを引きずるかどうかは自分次第だ。3ヶ月は適応期間として割り切れ。それで十分さ。

詰められると頭が真っ白になる人へ。まずは自分を守れ

次は、もっと深刻なケース。

「詰められると、頭が真っ白になって何も言えなくなる」

これ、性格の問題だと思ってる人が多いんですが、違います。反応です。

人間の脳は、強い攻撃を受けると、「戦う・逃げる・固まる」の3つの反応を自動で選びます。で、「固まる」を選んじゃう人が、頭が真っ白になるんです。

これ、あなたのせいじゃない。

でも、放置すると、

「詰められる→頭が真っ白→ミス→さらに詰められる」

のループに入ります。

ここから抜け出すには、先に守りの手順を持つことです。

具体的には、以下の3つ。

  • 詰められたら、まず深呼吸(3秒でいい)
  • 「確認させてください」と言って時間を稼ぐ
  • その場で答えず、「一度整理して報告します」で逃げる

この3つを、事前に決めておくだけで、回復は早いです。

ただ、これも詳しく書くと長くなるんで、別記事にまとめてます。該当する人は、先にこっちで「守りの手順」を作ってください。
【手遅れ前に】詰められるとやる気なくす30代必見の脱出法

イチロウ

詰められると、マジで何も言えなくなるんスよ…これ、もう詰んでるんスかね?

GUNSOW

固まるのは脳の防衛反応だから、訓練で変えられる。今は『固まったら深呼吸』だけ覚えろ。それだけで、少しずつ変わるからな。

転職するか迷う30代へ。判断軸を決めて、転職サイトで保険をかけろ

最後に、一番大事な話をします。

努力で伸びる話」と「環境が詰んでる話」は、別です。

30代で仕事がわからないことだらけになったとき

頑張れば解決するケースと、
どう頑張っても無理なケースがあります。

その判断軸は、以下の2つ。

転職を考えるべき判断軸

学べる余地があるか質問しても答えてもらえないマニュアルもなく、誰も教えてくれない失敗しても何も改善されない→ これ、学べる環境じゃないです。

同じ失敗が繰り返されるか同じミスが何度も起きる改善提案しても却下される構造的に無理なタスクが降ってくる→ これ、環境が詰んでます。

もしこの2つに当てはまるなら、努力じゃなくて、環境を変える方が早いです。

ただ、
転職って、30代だと難しいんじゃ…?

って身構える人、メチャクチャ多い。

でも実際は、ぜんぜんそんなことないです。

30代の転職市場は、思ってるよりイージーモード。特に、今の職場で「わからないことだらけ」で消耗してる人は、環境を変えるだけで一気に楽になるケースが多い。ただし条件付きです。

詳しくはこの記事で現実を掴んでおくと、動きやすくなりますよ。
30代の転職でなんとかなる人/ならない人の違いとは

迷うなら、先に選択肢を増やせ

で、ここからが本題なんですが。

「転職するか迷う」
って状態なら、先に選択肢を増やしてください。

具体的には、転職サイトに登録する。これだけ。

これ、逃げじゃないですからね。情報を握る行動です。

転職サイトに登録すると、以下のメリットがあります。

  • 自分の市場価値がわかる(スカウトが来ると自信になる)
  • 他の会社の求人を見て、今の環境が普通かどうか判断できる
  • いざというときに、すぐ動ける

しかも、登録だけなら無料です。リスクゼロ。

「まだ転職するか決めてないし…」
って人ほど、先に登録しておくべきなんですよ。なぜなら、限界が来てから動くと、冷静な判断ができないから。追い詰められてから慌てて動いても、失敗するだけ。

今のうちに保険をかけておく。これが賢いやり方です。

おすすめの転職サイト・エージェント

ちなみに、30代で「わからないことだらけ」で悩んでる人におすすめの転職サイトは、以下の4つ。

  • 求人数が圧倒的。選択肢を増やすなら、ここは外せない
  • キャリアアドバイザーが丁寧で、30代の転職にも強い
  • ただし、担当者の質にバラつきあり

  • 登録するだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届く
  • 自分の市場価値を知りつつ、受け身で転職活動できる(審査なし)
  • ただし、希望する業界の経験が浅いとスカウトが来にくい

doda

  • 企業の内部情報が豊富。社風や教育制度もわかる
  • 「わからないことだらけ」になりにくい職場を探せる
  • ただし、求人メールが多めでちょっとウザい

ビズリーチ

  • スカウト型。自分の市場価値を客観的に知れる
  • 年収アップを狙うなら、ここ
  • ただし、登録時の審査と有料プラン誘導がある

この4つに登録しておけば、選択肢はかなり広がります。どこもCMで見る大手ですが、やはり大手の安心感は30代にとってありがたいです。ほかのエージェントも見てみたい方は別記事で紹介しています。

転職サイトって、
登録したら必ず転職しなきゃいけないワケじゃないんです。情報収集だけでもOK。

まずは、「今の環境がヤバいのか、普通なのか」を知るために、他の会社の求人を見てみてください。

それだけで、視野が広がりますから。

イチロウ

転職サイト登録するの、なんかビビるっスよね…登録したら、電話バンバンかかってくるイメージあるし…。

GUNSOW

それ、昔の話だ。今は『スカウト待ち』とか『電話連絡なし』とか設定できるサイトも多い。自分のペースで進められるから、まずは登録だけしてみろ。情報を握るだけで、心の余裕が生まれるからな。

【Q&A】よくある質問

ここまで読んで、

「でも、実際どうなの?」

って疑問が湧いてきた人もいると思います。

30代で仕事がわからないことだらけになったとき、多くの人が抱える疑問を3つピックアップして、ぼくなりの答えをまとめました。

30代で仕事ができないのは、もう手遅れ?

手遅れじゃないです。むしろ、気づいた今がスタートラインです。

30代で「仕事ができない」と感じるのは、実は成長のチャンスなんですよ。

なぜなら、20代のときは「できない」ことに気づかないまま過ごしてる人が多いから。30代で「わからない」と自覚できるのは、むしろ冷静に自分を見れてる証拠です。

大事なのは、「今から何をするか」です。

この記事で紹介した「質問の型」や「見える化」を実践すれば、30代からでも十分に立て直せます。

質問しすぎると、嫌われたり評価が下がったりしない?

質問の仕方次第です。型を使えば、むしろ評価が上がります。

これ、メチャクチャ多い質問なんですよ。

確かに、「雑な質問」は嫌われます。たとえば、「これ、どうすればいいですか?」だけ聞かれても、相手は「で、何が聞きたいの?」ってなりますよね。

でも、この記事で紹介した「結論・背景・期限」の3点セットで質問すれば、話は別です。

むしろ、「この人、質問の仕方がわかってるな」って思われて、評価が上がるケースが多い。

秘訣は、型を使うこと。
質問する前に、以下の3つを整理してから聞く。

  • 何を聞きたいのか(結論)
  • なぜそれを聞く必要があるのか(背景)
  • いつまでに答えが欲しいのか(期限)

これだけで、相手も答えやすいし、あなたも自信を持って質問できます。

質問は、回数じゃなくて質です。型を使えば、何度聞いても大丈夫ですよ。

今の会社で頑張るべきか、転職すべきか、どう判断すればいいですか?

判断軸は2つ。「学べる余地があるか」と「同じ失敗が繰り返されるか」です。

これ、一番悩むポイントですよね。

結論から言うと、以下の2つで判断してください。

判断軸① 学べる余地があるか

  • 質問しても答えてもらえる
  • マニュアルや資料がある
  • 失敗しても改善策を教えてもらえる

👆これなら、今の会社で頑張る価値はあります。

逆に、質問しても無視される、マニュアルもない、誰も教えてくれない…みたいな職場なら、学べる余地がないので、転職を検討すべきです。

判断軸② 同じ失敗が繰り返されるか

  • 同じミスが何度も起きる
  • 改善提案しても却下される
  • 構造的に無理なタスクが降ってくる

👆これは、環境が詰んでます。努力じゃなくて、環境を変える方が早い。

詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。
【30代必見】転職すべき?残るべき?後悔しない5つの判断基準

【まとめ】30代で仕事がわからないことだらけなら、「選択肢」を増やそう

さて、ここまで読んでくれたあなたに、最後に伝えたいことがあります。

30代で仕事がわからないことだらけになったとき。

一番やっちゃいけないのは、一人で抱え込むことです。

抱え込むほど、視野が狭くなります。選択肢が見えなくなります。そして、

「もう無理かも…」

って思考に陥ります。でも、実際は違う。

選択肢は、いくらでもあるんですよ。

今日やるのは「整理」と「保険」。それで十分前に進める

この記事で伝えたかったのは、以下の3つです。

  • 「わからない」の種類を切り分ける
    • 知識不足、段取り不足、キャパ不足
    • 種類がわかれば、対処法は自動で決まる
  • 質問の型を使って、立て直す
    • 「結論・背景・期限」の3点セットで聞く
    • 型があれば、恥も恐怖も遠慮も消える
  • 環境が悪いなら、早めに逃げ道を作る
    • 努力で伸びる話と、環境が詰んでる話は別
    • 転職サイト登録は逃げじゃなく、情報を握る行動

今日やることは、たった2つです。

① 今の状況を整理する

紙でもスマホのメモでもいいので、以下の3つを書き出してください。

  • 今、わからないことは何か?
    →具体的に3つまで
  • 誰に聞けば解決しそうか?
    →名前を書く
  • いつまでに解決すべきか?
    →期限を決める

これだけで、頭の中のモヤモヤが消えます。

書き出すと、意外と

「あれ、そんなに大した問題じゃないかも?」

って気づくこともあります。

2. 転職サイトに登録して、保険をかける

もし、今の職場で

「学べる余地がない」
「同じ失敗が繰り返される」

と感じてるなら、転職サイトに登録してください。

これ、転職を決めるための行動じゃないです。心の余裕を作るための行動です。

「いざとなったら、ここに逃げられる」っていう選択肢があるだけで、今の仕事への向き合い方が変わります。

オススメは、以下の4つ。

  • 求人数が圧倒的。選択肢を増やすなら、ここは外せない
  • キャリアアドバイザーが丁寧で、30代の転職にも強い
  • ただし、担当者の質にバラつきあり

  • 登録するだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届く
  • 自分の市場価値を知りつつ、受け身で転職活動できる(審査なし)
  • ただし、希望する業界の経験が浅いとスカウトが来にくい

doda

  • 企業の内部情報が豊富。社風や教育制度もわかる
  • 「わからないことだらけ」になりにくい職場を探せる
  • ただし、求人メールが多めでちょっとウザい

ビズリーチ

  • スカウト型。自分の市場価値を客観的に知れる
  • 年収アップを狙うなら、ここ
  • ただし、登録時の審査と有料プラン誘導がある

登録は5分で終わります。リスクはゼロ。

まずは、情報を握る。それだけで、十分前に進めます。

「辞めたい」と感じるほど限界なら、勢いで動いた方が迷いは消える

ちなみに。

もしあなたが「もう辞めたい…」って感じるほど限界に近いなら、勢いで動いた方がいいケースもあります。

なぜなら、
限界まで我慢すると、冷静な判断ができなくなるから。

「もうちょっと頑張ろう」
「もうちょっと耐えよう」

って考えてるうちに、心と体が壊れます。

そうなる前に、動く。

これ、逃げじゃないですからね。自分を守る行動です。

詳しくは、この記事にまとめてます。判断材料として読むだけでもOKです。
仕事を辞めたい30代は、勢いで動けば迷いは消える

最後に。「わからない」を抱えてるあなたへ

30代で仕事がわからないことだらけになると、

「自分は無能なのかも…」

って思いますよね。ぼくも、何度もそう思いました。

でも今振り返ると、
あのときの「わからない」は、成長のチャンスだったんですよ。

わからないから、調べた。
わからないから、質問した。
わからないから、環境を変えた。

その積み重ねで、今があります。

あなたも、今は辛いかもしれない。
でも、この記事を読んで「何かやってみよう」って思えたなら、それで十分です。

完璧じゃなくていい。まずは、1つだけ動いてみてください。

質問の型を使ってみる。
タスクを分解してみる。
転職サイトに登録してみる。

どれか1つでいいんです。その1つが、あなたの未来を変えます。

イチロウ

なんか…ちょっと希望が見えてきたっス。まずは質問の型、使ってみます!

GUNSOW

それでいい。焦らなくていいから、1つずつ、確実に進めばいいんだ。キミはもう、前に進み始めてるからな。

今すぐできるアクション

最後に、今すぐできるアクションをまとめておきます。

今の「わからない」を3つ書き出す
質問の型(結論・背景・期限)をメモしておく
転職サイトに登録して、選択肢を増やす

この3つをやるだけで、明日からの仕事が変わります。

あなたの未来は、あなたの手の中にあります。

一緒に、前に進みましょう。

今日も良い1日を!

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