「パパ、きょうもおしごと?」
熱の下がらない長男が、寝汗でグシャグシャの髪のまま、ぼくを見上げてそう言った。
リビングの隅では、だるそうな妻が次男の咳を心配そうに見守っている。一家でコロナにかかり、ぼくも含めて自宅隔離。そんな中でも、仕事は止まらない。いや、止めさせてくれなかった。
隔離明け、出社の初日。
会議室に呼ばれ、ドアが閉まると同時にこう言われたんです。
「家族がいようが、やらなきゃいけない仕事なら徹夜してでもやれよ」
…その瞬間、全身が凍りついた。
怒りとか恐怖とかじゃない。もっと根源的な感情、「あ、もう無理だ」って。
この記事は、そんなぼくの「転職という選択」をめぐるリアルな体験談です。
自動車部品メーカーで、10年以上営業としてやってきたぼくが、転職活動を通じて感じたことや学んだことをお伝えしていきます。
この記事で伝えたいこと
- 「転職先の条件」は1つに絞らないと、何も選べなくなる
- 30代の転職活動は、「本当の意味での就職活動」だった
- 30代は「選ばれる側」ではなく、「選ぶ側」に立てる最後のタイミング
30代は、思考停止で働き続けるには「リスクがデカすぎる」時期です。
老後2,000万円問題
人生100年時代
子どもの教育費と住宅ローン
終わりのみえない物価高騰
誰も助けてくれません。
しかも、会社はあなたの事情には1ミリも配慮してくれない。
だからこそ今、自分で選ぶ必要があるんです。
会社を。働き方を。人生を。
もし、少しでも「このままでいいのか?」と感じたなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
30代の転職がつらいのは、「自分の価値」を問い直されるからだった

30代の転職がしんどい本質は、「お前は誰だ?」という鈍器で正面からブン殴られることなんです。
「あ、もう辞めよう」と思った瞬間
2022年夏、まだコロナ禍でした。
ちょうど梅雨明けで、セミの鳴き声がうるさかったある日、我が家にも「順番」がやってきました。
長男が保育園でもらってきたコロナに初感染。
そこから芋づる式に「妻→次男→自分」と一家全滅。
一人ずつ感染したせいで、自宅隔離は2週間以上続きました。その間、ぼくはテレワークを続けていたんですが当然、家事や子どもの世話をしながらでは満足に仕事ができるわけもなく・・・。
ようやく隔離が明けた復帰初日、いきなり事件は起きました。
「ちょっと来い」と呼び出されたのは、社内でも有名な超絶パワハラ役員。個室の会議室。ドアが閉まり、ぼくは逃げ場を失った。
「で、なんであの資料、間に合ってないんだ?」
その仕事は、隔離期間中に依頼されたものでした。こちらの状況を説明しても、腕を組んだまま、彼の目は一点も曇らない。
そして出た一言。
「なあ、家族がいようが、やらなきゃいけない仕事なら徹夜してでもやれよ!」
…何かが、自分の中でプツンと切れた感じがしました。
あの瞬間のことを、ぼくは一生忘れない。怒りじゃなかった。ただ、サーっと冷めていく感覚。視界が狭まり、会議室の空気がミシミシっと圧縮されていくように感じました。背中は汗で湿っているのに、手は氷のように冷たかった。
あぁ、この人はうちの子どもが熱でうなされていたことも、妻が高熱で寝込んでいたことも、全部どうでもいいんだ。そりゃそうか。
「家族なんかに構ってる暇があったら、仕事しろ」そう言われた気がしました。そんな人間が「上に立つ組織」にはこれ以上、自分の人生を預けたくないと心の底から思った。
「もう、辞めよう」
その日の夜、帰った頃にはもう家族は寝静まっていました。薄暗いリビングで、ひとり冷めた夕食をかき込みながら、静かにPCを開くと片っ端から転職エージェントに登録していました。

モニターに映る転職サイトの画面が、まるで避難出口のように感じたのを今でも覚えています。
「一日でも早くこの会社から去りたい」
その言葉が冷たく、重たく、ぼくの中でずっと響いていました。
「エージェントは使うべき」でも相性をミスると地獄を見る
日々忙しい30代は、仕事を回しながら、家庭があれば家事や育児もこなしつつ、その上で転職活動をしなければなりません。
求人を探して、職務経歴書を書いて、面接の準備をして・・・でも正直、これは「トリプルワーク」と言ってもいい重労働です。相当しんどい。
だからこそ、転職エージェントは使えるならというレベルではなく、「使わないと成り立たない」というのが30代転職の実感です。当時、ぼくが(手当たり次第に)登録した転職エージェントは以下の通り。
ありがたいことに、どこも電話面談OKだったので、すべてのエージェントとキャリア面談の予約を入れました。(ちなみにビズリーチだけ、スカウト経由のクイックというエージェントでした)
そして思ったのは、転職エージェントって当たり外れがヤバい。
いろんなタイプがいました
- キチンとこちらの話に耳を傾けてくれる人
- 「35歳家庭持ち=高年収希望」と勝手に決めつけてくる人
- 忙しすぎるのか、とりあえず面談シマスって感じの人
- テンションが低すぎて、やる気あるの?っていう人
などなど・・・。
ぼくはてっきり、①のような転職エージェントばっかりだと思っていましたが、冷静に考えればそんなことないですよね。
相談する相手を間違えたら、フツーに事故る。
そう直感しました。
でも、何社か話を重ねていくうちに1人だけ、「あ、この人は信頼できそうだな」って思える人がいました。話し方は落ち着いていて、コチラの話にもしっかり耳を傾けてくれる。無理に応募は勧めず、「これはやめときましょうか」と冷静に言ってくれる。
なにより、「ちゃんと一緒にやってくれる感」がよかった。
転職エージェントって、べつに「先生」でも「コンサル」でもなく、あくまで「相談相手」です。決めるのはすべて自分。言われたことを鵜呑みにせず、「自分がどう感じたか」「どうしたいか」を大事にすべき。
大事なポイント
- エージェントには相性がある(=当たり前だけど超重要)
- ムリに合わせる必要なし、むしろ早めに見極めて離れるべき
- 「一緒に戦える人」を探すのが最初のステップ
この「自分に合う転職エージェントを見極める」ことこそが、30代で転職に挑むうえでの最初のリハビリになります。

サラリーマン生活にドップリ浸かってきたぼくたちは、気づかないうちに「与えられた仕事をこなすこと」に最適化されています。転職エージェントを選ぶという行為は、その思考停止状態から脱して「自分の人生のハンドルを、自分で握る」ための最初のトレーニングになるんです。
人任せ・環境任せにしてきた分、当然、はじめは戸惑います。でも、それでいいんです。自分の意思で「この人と前に進む」と決めた瞬間から、転職は他人ごとじゃなくなりますよ。
「もっと早く動いていれば…」が、胸に突き刺さった
希望条件を貫こうとすればするほど、30代の転職市場の現実がキバをむいてくる。
そう痛感したのは、ぼく自身の体験からです。
「ワークライフバランスは重視したい。でも、年収は落としたくない」
そんな甘さを抱えていたぼくは、50社以上に応募したものの、書類選考で半分以上が即死でした。なによりも返ってくる不採用通知の速さがエゲツない。中には、翌日に落選が届いたことも。明らかに「年齢フィルター」に引っかかってると感じました。
当時のぼくは、一日でも早く会社を辞めたかったので「短期決戦」を考えていました。エージェント経由に加えて、自分でもガンガン応募していったんです。「数で当たればどうにかなる」そう思ってたんですよね。
でも、現実は甘くないし、容赦もしない。
35歳というだけで、「働きやすさもほしいし、収入もそれなりに維持したい」なんて条件は、企業側からすると「めんどくさい中堅求職者」に映るらしいです。
何度も心が折れかけました。
「もう今の会社でもいいかも…」って、PCの前でため息をついた日は何度もあります。だけど、そのたびに思い出すんです。あの一言を。
「家族がいようが、やらなきゃいけない仕事なら徹夜してでもやれよ」
あの言葉が、ぼくをずっと引っ張ってきました。もしあの瞬間がなければ、40歳を目前にした今でも同じオフィスで、「安定」という名の呪いにしがみついていたと思います。
だから、ツラくても進んでよかった。何度落ちても、前を向けた。そして、心の底から思ったんです。「もっと早く動いていればよかった・・・」と。
でも、今ならこうも思えます。
あのときのヒンヤリとした痛みが、自分のアップデートには必要だったのかもしれない、と。
転職活動でやってよかったこと
- エージェント任せにせず、自分でも応募しまくった
- 書類落ちのパターンを分析して職務経歴書を磨いた
- 3回/週は色んなエージェントと面談して、情報収集を欠かさなかった
- 希望条件を「譲れない1つ」だけに絞ったことで、迷いが減った
転職活動中、ぼくは「家族と一緒に過ごす時間」だけを譲れない条件として決めました。
そこに全振りしたおかげで、
他の条件に惑わされることもなく判断もスムーズになっていったんです。「あれもこれも」と欲張っていたら、どれも手に入らなかったと思います。むしろ選択肢は増えるどころか、すべてがボヤけて遠ざかっていく。だからこそ、「ひとつだけ」を貫きました。

30代の転職では、理想と現実のギャップをこれでもかと突きつけられます。
「自分の市場価値」と、「この先への不安」が、逃げようのないカタチで重くのしかかってくる。そこにあるのは、自信じゃなくて焦り。そして厄介なのは、気づかぬうちに思い込んでいる「自分はもっとやれるはず」という謎のプライド。
その一方で
「今さら動いても遅いかも・・・」という漠然とした恐れが、心の中でせめぎ合ってくるんです。
この思考停止ループから抜け出すには、自分で決めるしかありません。条件と、覚悟と、将来を。
「年齢だけが静かに積み上がっていく」感覚に飲まれて、手遅れになる前に。
30代転職はみじめで苦しいけど、得たものは想像以上だった

転職活動は、「自分はやれる方だ」と思っていた30代の自信を、容赦なく打ち砕いてくる。だけど、その過程でしか得られない「地力」は間違いなく、あります。
「なんでもやります」と言った瞬間、すべて終わった気がした
その言葉を口にした瞬間、PC画面の向こうで面接官の目がスッと冷めたのがわかった。
「うちに来たら何をやりたいですか?」
リモート面接の中盤。
冷静に考えればありきたりな質問なのに、なぜかぼくは相当パニクっていた。そして、とっさに出たのが「なんでもやります」という、最悪の答えだった。
自分でも言った直後に気づいた。「あ、終わったな」と。その瞬間、背中がゾワッとした。頭の中が真っ白になて、面接が終わるまで何を話したのかも覚えていなかった。
35歳、人生初めての「転職面接」でした。
営業として社内での評価もそれなりだったし、わりと自信がないわけじゃなかった。けど、「自分のことを自分の言葉で語る」それだけのことが、まるでできなかったんです。
普段は顧客との交渉や、社内のプレゼンも難なくこなしていたのに、いざ自分自身を売り込もうとすると、声が震えて、言葉が詰まる。こんな自分を見たのは、人生で初めてだった。
その時、ハッキリ突きつけられました。
「社内で評価されている」ことと、「転職市場で価値がある」ことは、まったく別モノだという現実。
ぼくの中でひそかに抱えていた「そこそこやれてる」という自負は、外の世界では「ただの35歳・中年男性」でしかなかった。そこにどんなに社内実績があっても、どんなに勤続年数が長くても、関係ない。
そしてもう一つ、後から気づいたのは
無意識のうちに「30代の転職者というみじめさ」を感じていて、「自分には何もないかもしれない」という劣等感を抱えていたということ。

面接前からすでにぼくの中には、
「どうせ年齢で不利」「初めての転職だし、失敗するだろうな」というネガティブな前提がこびりついていた。だからこそ、相手企業に品定めされているような、「ジャッジの目」にひどく怯えていたんです。
その怯えが、「なんでもやります」なんて言葉になって漏れ出てしまった。面接官には、「自分には武器と呼べるようなモノはなにもないです」とハッキリ言っているようなものでした。
「内定が欲しいなら余計なこと言うな」と言われた日、覚悟が決まった
ある日、転職エージェントに強く勧められた会社の1次面接を受けました。自動車業界の経験もマッチしていたし、年収条件も悪くなかった。かなり手応えもあったので「これは通るだろう」と思った矢先。
まさかの不採用通知。
その後すぐにエージェントから電話がかかってきて、淡々とこんなことを言われました。
「ワークライフバランスを重視していると発言されたことで、残業を嫌がる印象を持たれたようです。正直に希望を言うより、内定が欲しいなら余計なことは言わない方がいいですよ」
その瞬間、体中を血が逆流するような怒りが走った。
「自分の希望を言うことが“余計なこと”なのか?」
「入社後にミスマッチが起きたら、誰が責任取るんだ?」
と、本気の口論になった。
そのエージェントには、残っていた選考を受けたあとにキャリアサポートの辞退を申し入れました。
けれど、この出来事が、ぼくの転職活動を根底から変えました。覚悟が決まったんです。「内定が欲しいから」と自分にウソをついてまで入る会社に、意味なんてあるのか? それよりも、自分の希望をすべてさらけ出しても「それでも来てほしい」と言ってくれる会社に行こう。そう心に決めました。

その瞬間から、受ける面接の空気がガラッと変わりました。
「選ばれる場」から「選ぶ場」へ。
目線が変わったことで、緊張も全くしなくなったし、面接通過率も一気に上がった。あの日のケンカは、ぼくにとって本当の意味での「転職スイッチ」だったと思います。
転職面接で心がけたい「本質的な3つの視点」
- 軸はあいまいでも「譲れないこと」だけは明確にする
→ すべての希望を通そうとするほど、話がボヤけて印象が薄くなる。だからこそ、「自分にとってこれだけは譲れない」という一点に絞るだけで、言葉にチカラが宿ります。 - 「評価されるための面接」ではなく「フィット感を確かめる対話」だと捉える
→ 受かろうとしすぎると、媚びるかウソをつくことになる。でも面接の本質は、「お互いの相性確認」。だからこそ、ありのままの自分で臨んだ方が、結果的に自分に合った企業とつながれます。 - 「過去の実績」ではなく「次に何ができるか」を伝える
→ 面接官が本当に知りたいのは、「未来のあなた」。過去の話は短く、これから何ができるかに集中するだけで、会話の流れがガラッと変わります。
これらを意識するだけで、
「緊張してうまく話せない」
「何を言えばいいかわからない」
という悩みは、かなり減っていくハズです。少なくとも、ぼくはそうでした。
「自分で人生を選んでる」実感が、一番の収穫だった
どんなに苦しくても、「自分の意思で動いた」その経験だけは、確実に自分の血肉になります。
転職活動を通して、ぼくが得た最大の収穫。
それは「自分の人生を、自分で選んでいる」という実感でした。
もちろん最初は、不安だらけだった。
面接では緊張して言葉が出ない。条件に合う求人はなかなか見つからない。家族との時間も減って、イライラも増える。何度も「このまま今の会社にいた方がよかったのでは」と思いました。
でも、ある時から状況は一変しました。
求人に応募する前、必ず「ココで働く自分」を徹底的にイメージするようにしたんです。
- 通勤ルートや職場の雰囲気
- どんな人が隣の席に座っているか
- 仕事内容や休憩時間の過ごし方
- 帰宅後や休日の家族との関係
といったように。
想像がリアルになればなるほど、「選ぶ感覚」が研ぎ澄まされていきました。
口コミサイトで会社の実態を調べ、過去の退職理由も洗い出したりもしました。企業のHPで代表メッセージを読み、「この人の会社で働きたいか?」を問い続けました。(そこまで絶対必要ではないかもですが・・・)
そうやって情報を浴びる中で、少しずつ見えてきたことがあります。
ぼくが本当に望んでいたのは、「誰かに選ばれる人生」じゃなくて、「自分で選び取る人生」だったんだってことに。条件も、評価も、世間のイメージも関係ない。自分が心から「こんな働き方がしたい」と思えるかどうか。そこだけを信じて進んだら、不思議と「落ちても悔しくない」感覚になっていったんです。

変に聞こえるかもしれませんが、「納得して断られる」って、ある意味、最高なんですよね。
「自分で選び取る」ために必要なこと
- 情報は「感情」で見る。口コミサイトは迷ったときの羅針盤
→ 企業HPや求人票だけじゃなく、実際に働いた人の口コミは想像以上にリアル。openwork(オープンワーク)や
転職会議から待遇や社風の裏側を知ることで、「なんとなくよさそう」ではなく「ここなら安心して働ける」という確信に変わります。
- 「納得の解像度」を上げると、選択の不安は薄まる
→ 不安が大きいのは、「そこで働く自分」のイメージが曖昧だから。通勤ルート、職場の空気、1日の過ごし方などなど、想像力を使えば使うほど、直感と判断が研ぎ澄まされていきます。 - 他人の正解を捨てないと、ホントの納得は手に入らない
→ 年収や知名度、親や友人の評価。そこに引っ張られたままだと、いつまでも他人の人生を生きることになる。最終的に選ぶのは自分。だったら、「自分の心の声」を一番に信じるべき。
この3つを持っておくだけで、「なんとなく不安で動けない」という状態から、「これなら自分でもイケるかも」という自信に変わります。ぼくはそうでした。
【まとめ】本当の就職活動は30代での転職だった

最終選考まで進んだのは、3社でした。
そのうち1社は、最終面接で担当役員から「ぜひ来てほしい」と熱烈なオファーを受けた。2社目は人事担当者と現場責任者が一貫して丁寧な対応をしてくれて、最終面接でも強い手応えを感じた。3社目は社長が面接に出てきたものの、あまり関心がなさそうで、「月にどれくらい本にお金を使っていますか?」という違和感のある質問だけが印象に残ったのを覚えています。
結果として、3社すべてから内定をもらうことができました。ただ、3社目はすぐに候補から外し、残る2社に本気で悩みました。
子どもたちが寝静まったあと、
リビングのテーブルで妻と比較表を作って、最終的に選んだのは、「家から徒歩20分と、近くて始業時間が現職より30分遅い会社」でした。おかげで、子どもたちを送り出してから出社できる。その会社の最終面接で「ぜひ来てほしい」と言ってくれたことも決め手になった。ありがたいことに年収も100万円ちかく上がる見込みでした。
ちなみに、年収はもう一社のほうがさらに50万円ほど高かったです。でもまったく後悔はしていません。なぜなら「家族と一緒に、納得して決めた選択」だったから。
20代新卒での就職は、社会に入るための通過儀礼。自分の意志ではなく、なにも分からないまま、なんとなくで決まる人がほとんどだと思います。
でも、社会をひと通り経験した30代は、自分の意志でこの先の生き方を選び直せる最初で最後のタイミング。これこそが本当の意味での就職活動だったんだと心の奥底から痛感しています。だからこそ苦しくて、だからこそ尊い価値があるんです。
あなたは、「なにも分からないまま、なんとなく入った会社」で一生を終えますか?
それとも、「自分で選び取った人生」を生きますか?
人生のハンドルは、自分の手の中にあるんです。
転職エージェントや口コミサイトを活用して、「選び取れる側」に立ちましょう。ぼくが利用していた転職エージェントは以下の通り。
ぼくが利用した転職エージェント
- doda
求人数がとにかく多い。面談もとても親身で好印象でした。ただし情報が多すぎて、自分で軸がないと迷子になるリスクあり。 リクルートエージェント
この記事で何度も触れた通り、対応スピードと求人精度が圧倒的。最終的にココが一番頼れました。さすが最大手といったところ。パソナキャリア
サポートが丁寧で、人当たりもやさしい。ただ、やや大手志向でミドル層向けの求人が中心な印象。ぼくの担当エージェントは非常におとなしい人でした。- ビズリーチ
年収600万以上を狙うならここ。逆にそれ未満だとスルーされがち。ぼくはハイクラス求人をゴリ押しされました・・・。 - JACリクルートメント
グローバル案件や管理職クラスが多め。日系より外資志望の人にフィットする印象。試しに前職の顧客企業の求人があったので受けましたが、引き抜きに当たるためNGでした。(そりゃそうだ) - ワークポート
IT・Web系に特化していて、未経験可の求人も豊富。スピード重視でガンガン紹介してくれるタイプ。相当忙しいのか、1回面談したっきりで音沙汰なくなっちゃいました。
この中で、ぼくの転職活動において、もっとも支えになったのは「リクルートエージェント」でした。
「イヤイヤ、転職エージェントなんてどこも同じでしょ」って思いますよね。
ぼくもそう思ってました。
でも、レスポンスの早さ、面接後のフィードバックの具体性、求人のマッチ度、全部が段違いだったんです。最終選考の3社はすべてリクルートエージェントからの紹介でした。まあ、人によって当たりハズレがあるので、あくまで「ぼくの場合」です。
特に印象に残っているのは、最終選考前に送られてきた「企業ごとの評価ポイントまとめ」。正直、ここまでやってくれるのか…と驚いたし、自信にもつながりました。内定獲得後、妻との相談にも活用できました。
どのサービスが合うかは人それぞれ。
でも、自分で選んだエージェント、自分で動いた実感こそが、転職活動の醍醐味です。
だからこそ、この記事を読んだ人はぜひ一歩踏み出してほしいです。転職活動って「人生の被害者」から「人生の選択者」に変われる、数少ないタイミングですよ。
「このままでいいのか」と少しでも思ったなら、まずは動いてみてください。
今日も良い一日を!

